2018年6月25日、インドネシア・スラバヤの市民サービス施設では、電子身分証e-KTPの記録と印刷を求める列が朝から伸びた。二日後の統一地方選で投票するにはe-KTPか代替証明が必要だったため、17歳になったばかりの若者を含む市民が集まった。午後3時までに約600人が手続きをし、ある父親が午後1時に受け取った番号は421番だった。
行政は平日の窓口を午後9時まで延長し、週末も開け、移動サービス車まで出した。それでも施設の一階は人で埋まった。ここで身分証は、本人確認のカードであると同時に、投票所へ入るための鍵でもあった。
この列の固有性は、成人になること、行政に登録されること、票を投じることが一つの窓口で重なった点にある。順番札は単なるサービス番号ではない。若い市民にとっては、選挙に間に合うかどうかを刻む数字だった。
