2021年9月5日、サントメ・プリンシペの大統領選決選投票では、ほぼすべての投票所が予定どおり午前7時に開いた。首都の投票所を取材したルサ通信は、開場から20分後にも十数人の有権者が順番を待っていたと記録している。全国では9万2千人余りが有権者登録していた。

小さな島国の選挙でも、一票は窓口へ着いた順に処理される。投票用紙を受け取り、記入し、投票箱へ進むまでの短い列は、国家規模の制度を一人ずつの身体へ分解する。大群衆ではなく「十数人」という記録だからこそ、選挙運営の日常的な手触りが見える。

この資料から確認できるのは、特定の朝に投票所で順番を待つ人々と、投票所の開場状況である。待ち時間の長さや有権者一人ひとりの政治的動機までは推測しない。

出典確認:ルサ通信は2021年9月5日、投票開始後のサントメの投票所で十数人が順番を待っていたと具体的に記録した。