2020年4月、ブラジル・マナウスの葬送は、家族が別れを整える速度より速く死者を受け入れなければならなくなった。ロイターは、市の主要墓地が一度に5基の棺を共同墓地へ埋葬し、遺体が仮設の冷蔵コンテナにたまっていたと報じた。80歳の祖父を自宅で亡くしたマリア・ガルシアは、埋葬に必要な死亡証明書を得るため、霊柩車の列で3時間待った。ここで順番を待っていたのは買い物客ではなく、家族と棺を運ぶ車だった。

感染拡大で集中治療室が埋まり、通常は一日約30件だった市内の埋葬が100件を超える日も生じた。墓地は新しい区画に溝状の墓穴を並べ、葬送の処理能力を増やした。しかし「5基同時」という効率の数字は、5人を一つの作業単位に変えてしまう危うさも持つ。遺族にとっては、証明書、搬送、埋葬の各段階にそれぞれ待ち時間があり、その間も死者との関係は一人分ずつ残る。この列を異様な風景として消費してはいけない。医療の限界が葬送へ移り、行政手続きの遅れが悲嘆の時間に重なった具体的な記録として読むべきだ。