2024年5月7日夜、英国各地の空港で電子入国審査ゲートが全国的に停止した。ヒースロー、ガトウィック、スタンステッド、マンチェスター、エディンバラなどで、自動処理されるはずの旅客が有人審査へ回り、到着ロビーに長い列ができた。
内務省は安全上の問題や悪意あるサイバー攻撃ではないと説明したが、旅客の一部は3時間を超えて待ったと報じられた。普段は旅券を読み取る数秒の処理が、障害時には係官の人数に左右される。列が示したのは、デジタル化された国境にも、故障時に全員を受け止める人間の窓口が必要だということだった。
