カーボベルデの首都プライアにある米国大使館では、移民ビザ申請者は指定された日時に面接へ向かう。米国国務省の公式案内は、入館時の保安検査について、必要な物だけを持参し、自分と「後ろに並ぶ人々」の入館を遅らせないよう求めている。これは、オンライン予約の先に物理的な入館列があることを、大使館自身が示した記録である。
申請者は面接通知、旅券、写真、オンライン申請の確認書、出生証明書などをそろえる。医療検査も面接前に済ませなければならない。列の長さや待ち時間は公表されていない。それでも、書類を一つずつ整え、保安検査を順に通り、面接室へ進むという流れには、島国から国外での新しい生活へ向かう節目が凝縮されている。
