2026年8月、南アフリカ・ピーターマリッツバーグのムコンデニ運転免許試験場では、申請者が冬の午前2時から並び、午前7時ごろの開門を待っていた。それでも、予約済みの全員を処理できず、別の日に戻るよう告げられる人がいた。列の早さと予約の両方を備えても、試験を受けられる保証にはならなかった。
現地紙によれば、学科試験の一日あたり実施数が減り、土曜の運転試験枠も廃止されていた。施設では旧式の登録機から、新しいスマート登録装置へ移行中で、人員不足と機器運用の混乱が重なった。申請者は再訪の交通費を負担し、別の町の試験場を探すこともあった。就職のため免許を必要とする若者には、一回の空振りが収入への入口をさらに遠ざけた。
新装置は不正や現金取引を減らし、将来は列を短くするために導入された。しかし移行期には、予約表と現場の処理能力が一致しなかった。午前2時の列は、順番を得る列であると同時に、その日の処理対象から外されるかもしれない列でもあった。
