2023年3月、シリアのドゥーマでは、暖房用軽油を受け取る人々が配給車の前に列をつくった。Syria 24の記事と写真は、割当分の燃料を待つ数十人を記録している。受給には「タカモル」のスマートカードと通知メッセージが必要だったが、住民の中には4か月以上通知を待った世帯もあった。配給が始まった時には、冬はほとんど終わっていた。ここで人々が待ったのは燃料だけではない。データベースに登録され、通知が届き、車両が地区へ来るという行政上の順番がそろうのを待っていた。配給制度は対象者を数値として管理できても、寒さの時間に合わせて供給できるとは限らない。車の前の列は、デジタルな割当と生活の季節がずれた地点に現れた。
シリア · 2023-03-21
冬が終わるころ届いた、ドゥーマの暖房用燃料
