1960年代後半、カメルーン西部で、村人たちが天然痘の予防接種を受けるため長い列をつくった。米国疾病対策センターのPublic Health Image Libraryに残る写真ID 30565は、場所、待機対象、撮影年代を明記している。撮影者はCDCのロバート・C・ホーガンである。
写真から各人の待ち時間や年齢、接種後の経過までは分からない。それでも、医療者が村へワクチンを運ぶだけで予防接種は完了しないことが見える。限られた接種場所へ人々が順番に近づく列そのものが、天然痘対策を一人ずつ実行へ移す仕組みだった。
