2022年3月、マニラ首都圏パラニャーケのフィリピン外務省(DFA)領事局前に、海外就労へ向かう申請者が大規模な列をつくり、夜通し待った。GMA Newsが伝えたDFAの説明によれば、人材会社から「早く並び、徹夜すれば渡航書類の予約枠を得られる」と誤った案内を受けた人々が集まった。\n\nDFAは、通常の申請は予約制であることを改めて説明した一方、旅券のCourtesy Laneと認証・アポスティーユについては、それぞれ一日300人の当日受付枠があるとした。つまり列は、単なるオンライン予約画面の比喩ではない。人々が建物の外に身体を置き、翌日の限られた窓口枠を期待して順番を保った物理列だった。\n\nこの出来事には皮肉がある。列をつくれば枠が得られるという情報自体が誤っていたため、順番を守って夜を過ごしても、すべての申請者が目的を達せられるわけではなかった。記事は列の存在とDFAの受付制度を区別し、全員が旅券申請者だったとは断定しない。それでも、候補が求める2022年マニラ圏の旅券・渡航書類予約をめぐる物理的な順番待ちは、現地報道とDFA声明で直接確認できる。
フィリピン · 2022
予約枠を求めて夜を越えたDFA領事局の列
