デリーのマダンプル・カダルでは、水道につながらない地区へ給水車が毎日来た。予定は午前10時でも、午後3時になることがあり、住民は二度だけ鳴る警笛を聞き逃さないよう路地を離れられなかった。観察では一か所平均約40人が待った。

給水後には二度、三度と容器を満たすため戻る人もいた。三、四人の女性からなる「水委員会」が割込みを防ぎ、遅い車へ連絡した。水の列は到着後の30分だけでなく、いつ来るか分からない数時間を住民の一日から拘束していた。