2024年5月29日の南アフリカ総選挙では、都市、町、農村で投票列が夜まで続いた。投票所の公式な終了は午後9時だったが、その時刻までに列へ入った人には投票する権利があり、最後の投票は翌午前3時ごろになった。長い車蛇のような列は、全人種選挙となった1994年を思い起こさせた。
ただし、二つの選挙の意味は同じではない。1994年は多数の黒人市民にとって初の投票だった。2024年は、アフリカ民族会議が30年間維持した議会過半数を失う可能性のある競争的選挙だった。午後9時という締切は列を解散させる合図ではなく、その瞬間に並んでいた人の投票資格を守る線として機能した。
