米国議会図書館に残る1918年の写真は、ニューヨークで石炭を受け取る順番を待つ荷馬車の列を記録している。写真説明によれば、列は六区画に及んだ。家庭や事業所の暖房と動力を支える燃料不足が、車両の長さとして街路に現れた。

現在の給油列と違い、並ぶのは馬に引かれた荷車である。運搬手段は前近代的でも、供給地点に需要が集中し、到着順で配分を待つ仕組みはよく似ている。一枚の写真は、エネルギー危機の尺度を価格ではなく、街の六区画という距離で残した。