2026年5月、インドネシア中部ジャワ州ブロラ県トダナンで、サトウキビを積んだトラック数十台が道路脇に数百メートル連なった。車両は民間の秤で計量し、集荷業者へ売る順番を待っていた。近隣の製糖工場PT GMMが停止したため設けられた代替販路で、計量後は大型連結車へ積み替え、マディウン地方の工場へ送る。1キロ610ルピアで取引されていたが、駐車場所が足りず列が州道へはみ出し、住民の苦情と交通上の危険を招いた。行政、警察、村、運営者の協議後、待機車両を村の広場へ移し、交通整理を行う方針になった。この列の固有性は、工場閉鎖で消えた物流の入口を一台の秤が代替し、その処理能力が公道に目に見える形で現れたことにある。