2022年4月8日、ラゴス州アラウサの国家身分管理委員会(NIMC)事務所には、発信を止められたSIMをNINと連携させようと400人を超える利用者が集まった。ICIRの現地取材では、確認とカード受領の二列が一つの窓口へ収束し、建物内では番号札の順に十人ずつ呼ばれ、確認・受領用の二列と新規登録用の一列に分かれた。

早朝の激しい雨の後、午前六時から待つ人もいた。外の大きな群衆を、座席、番号札、複数の短い列へ組み替えることで、事務所は限られた窓口へ人を送った。通信停止という切迫した事情のなか、順番は一列の形ではなく、待合と三つの手続き列を移る段階的な仕組みとして維持された。