2014年のシエラレオネでは、エボラ疑い患者がまずホールディング・ユニットへの入所を待ち、そこで検査結果や治療センターの空床を待った。フリータウンでは入所まで48時間、ホールディング・ユニット内で最大8日待つ例があり、確定患者は空きのある治療床へ移送された。
この待機の固有性は、一つの窓口列ではなく、感染隔離の段階ごとに順番が生じた点にある。検査と病床の不足は同じ人に二度の待機を課し、その時間自体が医療上の危険になった。これは強制的な待機を美談化せず、危機時の医療容量が患者の順番をどう作るかを示す記録である。
