2012年2月、アテネの外国人警察局近くでは、難民申請を受け付けてもらうため約100人が約50メートルの列をつくっていた。受付は毎週土曜午前6時からわずか20人。人々は冬の夜から泥やごみのある路上に座り、毛布や新聞紙で寒さをしのいだ。
申請書を出す入口が週一度の狭い枠に絞られたため、列の長さは保護を必要とする人数ではなく、制度が一度に認める人数を可視化した。待つこと自体が審査ではない。それでも順番に入れなければ、審査を求める権利へさえ到達できなかった。
ギリシャ · 2012

2012年2月、アテネの外国人警察局近くでは、難民申請を受け付けてもらうため約100人が約50メートルの列をつくっていた。受付は毎週土曜午前6時からわずか20人。人々は冬の夜から泥やごみのある路上に座り、毛布や新聞紙で寒さをしのいだ。
申請書を出す入口が週一度の狭い枠に絞られたため、列の長さは保護を必要とする人数ではなく、制度が一度に認める人数を可視化した。待つこと自体が審査ではない。それでも順番に入れなければ、審査を求める権利へさえ到達できなかった。