2025年2月21日、コンゴ民主共和国東部ブカブの給水地点で、人びとが黄色い容器を手に列をつくった。前日には郊外の墓地で衝突犠牲者の集団埋葬が行われ、市内ではM23の進出後、武装要員が公共空間を警備していた。写真は、戦闘の政治地図ではなく、その直後の日常に水を得る順番が残ることを記録する。
この列を共同体の強さの物語に置き換えることはできない。住民が必要としたのは象徴ではなく、運べる量の水だった。容器の大きさと給水口の速度が各家庭の暮らしを左右するなか、待機は紛争によるインフラ不安を一人ずつ引き受ける時間になった。
