1991年2月1日、リオデジャネイロの銀行前に人々の列が伸びた。AFPの写真説明は、ブラジル人が「第2次コロール経済計画」の発表後、銀行の前を越えて並んでいたことを、撮影地と日付とともに記録している。

フェルナンド・コロール政権は、激しいインフレへの対応として通貨と金融をめぐる急激な政策変更を重ねた。写真は制度の説明だけでは捉えにくい瞬間を示す。政策の変更を知った人々が、銀行という具体的な場所へ向かい、物理的な順番をつくったのである。

この記録から、列の一人ひとりがどの取引を求めていたかまでは断定できない。したがって本稿は「通貨交換の窓口列」と狭く言い切らず、第2次コロール計画後に銀行前で確認された列として扱う。経済政策が市民の時間と行動を変えたことを示す、日付の特定できる記録である。