2014年4月20日、ウガンダのライノ難民キャンプで、南スーダンから来た難民が水を待った。Sudan Tribuneの写真キャプションは、キャンプで十分な水を出せる井戸が一つしかなく、そこに人々が列をつくったと記す。画面で目立つのは人よりも、地面に並べられたジェリカンである。

容器を先に置く方法は、持ち主が重いタンクを抱えたまま立ち続けなくても、給水の順番を見える形にする。だが、それは水不足を解決する制度ではない。一つの井戸へ需要が集中している事実を、黄色い容器の列が可視化しているにすぎない。資料は待ち時間、給水量、利用世帯数を示していないため、それらは補わない。

難民キャンプの給水列を、共同体の工夫だけで美しくまとめることはできない。故郷を離れた人々が、生活の基本となる水にも限られた入口しか持たなかった記録だからだ。この写真で順番を待っているのは人だけではない。各家庭の必要量を受け止める空の容器が、井戸へ向かう時間を代理していた。