1956年2月10日、エルヴィス・プレスリーはノースカロライナ州シャーロットのカロライナ劇場で4公演を行った。翌日のCharlotte Newsの記事を再録した資料によれば、約6000人が劇場へ入り、さらに約1000人が入れなかった。午後9時の公演券を求める列は窓口からトライオン通りを5番街まで伸び、別の列は6番街からカレッジ通り方向へ延びていた。\n\nここで重要なのは「若者が熱狂した」という一般論ではなく、二本の券売列が都市の交差点を越えていたという具体性だ。窓口で一人ずつ券を買う仕組みが、人気の急上昇を歩道上の順番に変えた。売り切れれば、その列にいても入れない人が出る。\n\n旧候補はメンフィスの1956年公演を想定していたが、確認できた直接記録は同じ年、同じ歌手の公演券を待つシャーロットの列だった。待機対象を変えず、場所を根拠付きで修正した。記事は同時代紙が記録した通りの伸び方と人数を採用し、後世の「エルヴィス現象」という説明だけで列を作らない。
米国 · 1956年2月10日
二本の列が街角を曲がった――1956年のエルヴィス公演
