1976年9月、毛沢東の死から数日後、北京では追悼式へ向かう人びとの長い列ができた。写真家カール=ハインツ・ヴェルマンが残した写真は、道路上を途切れず進む列を直接記録している。

これは記念堂が完成してからの日常的な参観列ではなく、国家指導者の死に対する集団的な弔意が、都市の移動経路を一時的な待機の空間へ変えた記録である。写真には個々の感情までは写らないが、追悼の機会が順番を伴うほど多くの人を集めた事実は明瞭だ。