2021年1月、ブラジル北部マナウスで新型コロナウイルス感染が急増し、病院の医療用酸素が不足した。ロイターが1月15日に記録した映像では、住民が工業地区の酸素工場でボンベの充填を待っていた。患者本人が病床や自宅を離れられないため、列に立ったのは家族や支援者だった。
酸素は、容器、充填設備、輸送、患者までの時間がそろって初めて命を支える。ボンベを抱えて待つ人の背後には、姿の見えないもう一人の待ち手がいた。行列の一歩一歩が、その人の次の呼吸に結びついていた。
ブラジル · 2021

2021年1月、ブラジル北部マナウスで新型コロナウイルス感染が急増し、病院の医療用酸素が不足した。ロイターが1月15日に記録した映像では、住民が工業地区の酸素工場でボンベの充填を待っていた。患者本人が病床や自宅を離れられないため、列に立ったのは家族や支援者だった。
酸素は、容器、充填設備、輸送、患者までの時間がそろって初めて命を支える。ボンベを抱えて待つ人の背後には、姿の見えないもう一人の待ち手がいた。行列の一歩一歩が、その人の次の呼吸に結びついていた。