1952年2月、ジョージ6世の棺がウェストミンスター・ホールに安置され、30万人を超える人々が弔問に訪れた。The Independentが紹介したカラー化映像には、ランベス・ピア近くで黒い服を着た弔問者数千人が列をつくり、ホールへの順番を待つ姿が残る。国王は2月6日に死去し、葬儀は15日にウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂で行われた。映像には棺を見るための列と、後日の葬列を見守る沿道の群衆が含まれるが、この二つは区別しなければならない。この記事で確認できる行列は、安置された棺の前へ進む弔問者の列である。70年後のエリザベス2世弔問列とほぼ同じ経路が使われたことも、王室の死を公衆が見送る仕組みが、世代を越えて都市空間に繰り返し描かれたことを示す。