ガーナの首都アクラでは、旅券申請の手続きを進めるため、申請者が午前2時ごろから事務所前に集まり、物理的な列をつくっていた。現地報道は、早朝から並ぶ人々と、一日に処理できる人数が限られていた状況を記録している。

旅券は移動や就労、家族との往来を支える公文書である。それを得る入口で、人々は営業時間よりはるか前に到着し、自分の順番を確保した。改革や機器増強が議論された背景には、こうした夜明け前の時間を申請者へ負わせる運用があった。