ウガンダの首都カンパラでは、小児予防接種を受けるまで3~6時間待つ例が報告された。2014年公表の研究は、養育者821人への調査、9回のフォーカスグループ、9件の関係者聞き取りを組み合わせ、長い列が主に公的施設で生じていたと示す。回答者の96%は母親だった。

遅れの原因は単なる来訪者の多さではない。接種担当者が少ないこと、職員の到着が遅いこと、冷蔵設備のない施設から職員が本部へワクチンを取りに行くこと、在庫と輸送が不安定なことが重なった。回答者の43%は1時間までしか待てないと答え、3時間超を受け入れられるのは33%だった。

別の子どもの迎えや仕事がある養育者は、長く待った末に接種せず帰ることもあった。ワクチンが無料でも、数時間という時間費用は残る。都市に施設が存在することと、必要な時刻に接種へ到達できることは同じではなかった。