2008年3月24日、ブータンの人々は国民議会を選ぶ初の議会選挙で、投票所の外に長い列をつくった。ロイターの写真記録は、伝統衣装を整えた有権者が、ヒマラヤの王国で初めて政党を選ぶために並ぶ姿を伝えている。バベサ村では投票まで約2時間待った人々もいた。
この選挙は、民衆が王政を倒して勝ち取ったものではない。国王主導で立憲君主制へ移る過程の一部として準備され、47議席の国民議会を二つの政党が争った。選挙管理委員会によれば、国民議会選挙の投票率は79.38%に達した。
この行列の意外さは、投票を求める圧力より先に、王室が投票の場所を用意した点にある。人々は伝統衣装で電子投票機へ進み、古い統治の象徴と新しい制度を同じ一日に身につけた。列は、王国が民主主義を練習する最初の公共空間になった。
