2017年7月22日、シカゴのグラント・パークで初の「Pokémon GO Fest」が開かれた。スマートフォンの位置情報ゲームを現実の公園で楽しむ催しだったが、参加者が最初に出会ったのは画面上のポケモンではなく、入場ゲートへ続く現実の列だった。

当日の参加者による記録では、開幕一時間前の午前9時にはすでに公園脇で列に並んでいた。TechCrunchの検証は、多数の来場者に対して入口のターンスタイルがごく少なく、午前9時の開幕後も何時間も入場列が残ったと伝えている。会場内では通信障害も起き、払い戻しや問い合わせのための列まで生まれた。

ゲームでは地図を歩き回って獲物を探す。その日、現実の参加者はまず一列になり、自分の番を待った。デジタルな遊びの祭典が、きわめて昔ながらの「入口で並ぶ」という体験から始まったのである。