2020年5月、バルセロナの近隣団体が運営する緊急フードバンクには、約700人の列が建物を回り込むように延びた。配られたのは家族の食事を支える食品や生活必需品で、感染拡大による失業が、それまで支援を必要としなかった人々も列へ押し出した。

この列の固有性は、2008年の金融危機を経験した支援組織でさえ、今回の需要を別の規模だと語った点にある。公的統計より早く、生活の悪化が毎週の受取人数として街角に現れた。