2022年7月22日、アルゼンチン西部サンフアンの両替所に、米ドルを買おうとする人々の長い列ができた。地元メディア0264 Noticiasは、早朝から住民がCambio Santiagoなどへ集まり、列が一ブロックに達したと報じた。経済相交代後の不安とペソ下落のなかで、外貨は貯蓄を守る手段として求められていた。

アルゼンチンでは公定相場と非公式相場が並び、誰がどの価格でドルを買えるかにも規制がある。だからこの列で待つことは、単なる両替ではない。自国通貨の価値が変わる前に、貯金の形を変えようとする行動だった。列の長さは、人々が同じニュースを読み、同じ不安に対して同じ窓口へ向かったことを街路上に示していた。