2024年7月26〜28日、ペルー南部タクナの食の祭典「ペルー・ムーチョ・グスト」に8万5000人以上が訪れた。100を超える出展者の中で、セビーチェ店Picisは長い待機列を生んだと現地紙エル・コメルシオが記録する。

列が長くても、提供の流れは速かった。客が待ったのは魚のセビーチェ、海鮮の揚げ物、魚介飯を組み合わせた一皿である。半数を超える出展者が最終日の早い時間までに商品を売り切ったという。

この列は単に「人気店だから長い」で終わらない。全国各地の料理を一つの会場へ集める観光政策が、海岸部の料理を内陸国境都市で待つ順番に変えた。列の速さもまた、屋台の技術の一部だった。