インド南部ティルマラのヴェンカテーシュワラ寺院では、神像を拝するダルシャンの順番そのものが巨大な施設になった。寺院を運営するTTDの公式記事は、無料のサルヴァ・ダルシャンを待つ巡礼者がヴァイクンタム・キュー・コンプレックスIIの区画で自分の番を待つと説明する。通常日は約18時間、繁忙日は20時間が無料拝観に充てられ、相互につながる待機ホールが本堂へ導く。

ここで珍しいのは、列を消すのではなく、列に建築を与えたことだ。別のTTD記録では、2018年の祭礼時に庭園を十区画に分け、18,500人を収容し、巡礼者を何時間も立たせないため16棟のシェルターを設けた。飲料水や食事を配る設備まで含め、待つ時間が寺院運営の一部として設計されている。