2001年8月、ナイジェリア各地の給油所から長い列が消えたとIPSは報じた。アブジャの給油所では係員が車を呼び込み、1リットル22ナイラの公定価格で通常供給していた。その直前までの危機は長かった。1993〜98年の軍政期には、運転手が数リットルを買うため最長5日待ち、係員が公定価格の2〜5倍で横流しすることもあった。原油埋蔵量は世界6位、4製油所の合計能力は日量44万5,000バレルなのに、2000年最初の9か月に国内精製されたのは生産8084万8504バレルのうち2528万4147バレル。残りを輸出し、精製燃料を輸入していた。列が消えたことは、需要の消滅ではなく、供給が公定価格で再び流れ始めた証拠だった。