2026年2月3日、インドネシア・南西パプア州南ソロン県テミナブアンの販売店に、灯油を求める長い列ができた。住民ヨハニス・テシアによれば、不足は前年12月から続き、並んでも買える人と買えない人がいた。列には一般家庭だけでなく、調理用燃料を必要とする飲食店の経営者も加わった。

地域では灯油が日常の調理を支える。朝になっても燃料がなく、コンロに火をつけられない家庭がある一方、補助対象の供給量には国の割当て上限があった。需要が増える年末年始と限られた配給が重なり、販売店への到着順が、その日の食事や商売を左右した。

この列の終点に商品は保証されていない。順番を守って待ったという事実と、灯油を持ち帰れるかどうかは別であり、不足は待ち時間だけでなく空の容器として家庭へ戻った。