2021年12月、ウガンダ・カンパラのキャムボゴ旅券受取センターに、数千人の申請者が列をつくった。Daily Monitorの報道によれば、入国管理当局が旅券の準備完了前に受取案内を送ってしまい、人々は何時間も待った末、多くが書類を受け取れずに帰った。当局は技術障害によって多数の利用者が同時に来場したと説明した。背景には海外就労を目指す旅券需要の急増もあり、2017年に年間約6万冊だった発給数は数年で倍以上になった。さらに新型コロナ対策で政府機関の職員数が半分に制限され、処理能力が落ちていた。光ファイバー損傷、歳入庁との接続障害、査証ポータルの保守も同じ月に重なったという。この列の原因は、単なる需要過多ではない。「受け取りに来てよい」というデジタル通知と、現物の準備状況が食い違い、オンライン上の誤った合図が現地の長い列へ変換されたのである。
ウガンダ · 2021
届いていない旅券を受け取りに来た人々
