2023年12月、ガーナのアクラ女子高校とアチモタ高校で、新入生の入学手続きをする保護者が長時間並んだ。JoyNewsの現地取材では、ある父親は夜明けに家を出て、学校で順番を管理する番号を受け取った。しかし途中から割り込みが生じ、午前5時ごろ来た人が午前11時になっても書類さえ受け取れない状態だった。
別の保護者は午前7時に到着し、証明写真を撮って申請書に貼った後、名前を呼ばれるのを待ち続けた。列は一本の窓口待ちではなく、番号の付与、写真、書類、呼び出しという複数工程がつながったものだった。一つの段階が滞ると、早く来たことが順番を保証しなくなった。
背景には、教育省が12月4日の新学期開始を維持し、コロナ禍前の学校暦へ戻そうとしていた事情がある。制度上の期日を守るための圧力は、校門では保護者の時間へ転嫁された。番号札があっても順序が守られないとき、列は待ち時間だけでなく、手続きへの信頼まで消耗させる。
