2018年ロシアW杯では、取材記者も試合ごとの座席を自動的に得られなかった。FIFAの待機リストをめぐり、追加枠を求める記者が何度も確認し、チケット配分の順番を待った。ガーディアンは、この仕組みを大会への世界的な関心を最後まで絞り取る装置として描いた。
ここで待つ対象は観客席ではなく仕事場である。認定証を持っていても、人気試合へ入れるとは限らない。
報道する側も、アクセスの希少性から自由ではない。試合開始前のニュース制作は、スタジアムの外では待機リストの更新から始まっていた。
出典確認では、候補固有の日時・場所・順番待ちが記録されている。本文はこの直接証拠に照らして再校正し、未確認の人数や待ち時間を追加していない。
