ラマダン中のラワルピンディ、カタルプラ地区では、約50年続くセヘリ市場が午後8時から夜明け前まで動く。2024年の報道によれば、幅15フィート、長さ950フィートほどの通りに約50店が並び、午前2時以降は客と車で混雑する。なかでも50年営業する「Kaalay ki nihari」では、客がまずトークンを受け取ってから料理を買う。ニハリのほかナン、パラタ、豆料理、ラッシーなどを求め、イスラマバードから家族連れも訪れる。別の現地記事も、有名店前の長い列を記録している。この行列の固有性は、断食開始前の限られた時間に集中する需要を、食事の前のトークンで二段階に分ける点にある。夜中の市場は一日の始まりに備える場所であり、順番札は礼拝と断食の時刻に食事を間に合わせるための道具だった。