台湾・新北市の新埔市場入口近くには、看板もないのに餅、年糕、大根餅を買う人が並ぶ店がある。通常営業は土曜日だけで、旧正月前には大晦日まで売り切れるまで営業した。

行列の目印は店名ではなく、新埔駅一番出口と市場入口という場所、そして週一日の営業日である。客は商品だけでなく、限られた曜日と製造量を待つ。都市の匿名の屋台が、反復される列によって場所として記憶される例である。