2018年のラマダン、ブルネイのクアラブライトやセリアでは、断食明けの食事を整える市場が開かれた。現地生活誌に掲載された市場写真は、天幕の下の飲み物屋台で客が一列に並ぶ様子を直接記録している。市場全体の混雑ではなく、一つの販売口に向かって順番を待つ物理的な列である。
ラマダン市場は午後から日没前まで、家庭へ持ち帰る料理や飲み物をまとめて買える季節の場所になる。断食中の客は、その場で飲食するためではなく、決められた時刻に始まる食事へ間に合わせるために並ぶ。色鮮やかな飲み物の容器、天幕、狭い通路という市場固有の環境が、商品ごとに短い列をつくる。
この列の面白さは、宗教暦が都市の買い物時間を同期させる点にある。普段なら一日へ分散する需要が日没前へ集まり、屋台の販売速度が家庭の食卓までの時間を左右する。写真が確認できる場所と年代へCandidateを具体化し、単なる市場の人出とは区別して正式完成とした。
