トリニダード・トバゴの朝、ダブルスの屋台にはしばしば二つの列ができる。一つはその場で食べる人、もう一つは持ち帰る人の列だ。現地の食文化エッセイは、屋台が午前6時に開き、8時には売り切れることもあると記す。ダブルスは、揚げパンのバラを2枚重ね、香辛料で煮たひよこ豆を挟み、タマリンドやペッパーなどを加える携帯食である。通学前の子どもとスーツ姿の会社員、夜勤明けの人が同じ列に立つ。この列の固有性は、客の身分ではなく、食べる場所によって二つの流れに分かれる点にある。持ち帰りに向く二枚のバラという料理の構造と、屋台の処理順が結びつき、朝の移動そのものを支えている。
トリニダード・トバゴ · 現代
トリニダード・トバゴ|朝食の列は「ここで食べる」と「持ち帰る」に分かれる
