第一次世界大戦末期から戦後にかけて、ロッテルダムのベルギー救援倉庫でパンを待つ列が撮影された。米国議会図書館が所蔵するアメリカ赤十字のガラス乾板は、題名に「Bread line waiting」と明記され、撮影時期を1917年から1919年の間としている。
資料のグループ名は「ベルギー救援」だが、撮影場所として題名に記されたのはオランダの港湾都市ロッテルダムである。戦時救援では、食料を集める場所、輸送する場所、受け取る場所が国境をまたぐ。パン列は、その国際的な供給網が最後に一人ずつの受け取りへ変わる地点を示す。
目録は人数、待ち時間、配給量、並んだ人々の国籍を説明していない。したがって、それらは不明のまま残す。確実なのは、救援物資の存在だけでなく、倉庫前でパンの順番を待つ行為が写真の中心として記録されたことだ。大量の援助も、受け渡し口では一人ずつ進む列になった。
