2026年5月13日、シンガポール警察のフルタイム国民服務へ入る若者たちは、ホームチーム・アカデミーの門前で家族と合流し、建物へ入る列をつくった。シンガポール警察が公開した当事者の記録は、入口で登録し、配属される分隊を知るために実際に並んだことを写真説明とともに明記している。
入隊日は一つの窓口で終わらない。登録、身体確認、医療申告、装備品の受領、寝台の割当、宣誓へと手続きが続く。家族は別会場で説明を受け、昼食のあとに別れた。門前の列は、行政上の番号を得るためだけでなく、家庭での生活から訓練共同体へ移る境界でもあった。
中央人事基地は、入隊前のNS登録をオンラインで済ませるよう勧め、窓口へ直接来る場合は最大90分並ぶ可能性があると案内している。オンライン登録が広がっても、入隊当日には本人確認と分隊への振り分けを伴う物理的な列が残る。国民的な通過儀礼が、門前の整列と受付の順番から始まる事例である。
