ジャカルタ東部のアット・タクワ大モスクでは、ラマダン中に無料のタクジルを待つ順番を、紐でつないだサンダルが示す。2024年3月25日の写真記録によれば、この方法は四年間続いており、寄付に応じて毎日二百〜三百食が用意された。人がその場に立ち続ける代わりに、履物が列の位置を保った。
日没前の食事配布は時間が決まっている。サンダルの列は、礼拝やほかの用事をしながらも受け取り順を失わないための小さな仕組みだった。番号札やアプリではなく、誰もが足元に持つ物で公平な順序を可視化した点に、この行列固有の工夫がある。
