2022年10月、ペルーのカヤオで、Bocanegra通りとDominicos通りの交差点にあるパン店へ数十人が夜明け前から並んだ。目的は「奇跡の主」の月に食べるトゥロン。客は午前5時ごろから到着し、数時間を見込んで椅子まで持参した。卸売価格は1個13ソルで、家族や友人のために1ダース買う人もいた。
紫色の衣装と大行列で知られる宗教月間は、甘味の売場にも別の列を生む。祭礼そのものを見るためではなく、10月という季節を食べられる形で持ち帰るための待機である。安価な大量購入を求める小売商と家庭の需要が同じ店先に重なり、トゥロン一個の価格が、夜明け前の数時間と交換された。
