第二次世界大戦中のフランスでは、占領開始直後から商店前の列が伸び、1940年秋の食料配給券導入で日常化した。リヨン抵抗・強制移送歴史センターは、ジュール・ゲード広場のパン店前の列を写真で保存している。
スーパーマーケットのない時代、人々はパン屋、肉屋、牛乳店、青果店を順に回った。各店で列に並び、窓には『品切れ』の札が出た。一日の待ち時間が4時間に達することも珍しくなかった。
配給券は商品を保証しない。買い物は店舗を巡る連続した待機となり、解放後も輸送混乱のため配給は続き、完全廃止は1949年だった。
