2005年、ウルグアイ最大級のサンティアゴ・バスケス刑務所(通称COMCAR)の面会日には、約200人が門の外で開門を待っていた。女性と男性は別に並び、家族へ渡す食料の入った袋を抱えていた。午後1時の入場予定が、その日は1時40分まで延びた。門が開きそうになるたび、母親は子どもを抱き、高齢者の腕を取り、収容棟ごとの列へ並び直した。
列の先には持ち物検査と服装規定があった。短い上着を理由に入場を止められた少女は、近くで長い上着を借りて戻ったが、結局面会できなかった。面会は午後4時までなので、門の外で失われる時間はそのまま家族と会える時間を削る。
この列の固有性は、待つ人が刑を受けている本人ではないことにある。家族が運ぶ食料、子どもの世話、衣服の条件、係員の判断が、面会という権利の入口に積み重なる。順番は存在しても、いつ進むかは並ぶ側には決められない。
