2008年のジンバブエでは、超インフレのなか高額紙幣を導入しても現金不足が解消せず、銀行前に長い列が続いた。4月1日のロイター写真はハラレのATMで引出しを待つ人びとを記録する。年末には兵士を含む市民の不満が暴動へつながった。

紙幣の額面を大きくしても、引出し上限と物価上昇が追いつかなければ購買力は窓口の外へ出てこない。列は札の枚数ではなく、受け取った現金が店へ着くまでにどれほど価値を保てるかを争う待機だった。